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陶芸を始められたきっかけは 福岡市美術館の先生から古美術を学んでいるうちに秀吉や茶匠等が重宝した我が郷土の唐津焼に興味を持ち月日と共に作陶の世界に入ってしまいました。 平成10年から窯元へ修行に通い始めて自宅に陶芸の設備を備え、窯元へ通う傍ら作陶を続けて平成14年4月に登り窯を築き本格的に陶芸工房としてスタートしました。登り窯にこだわるのは伝統の陶芸は大半が登り窯で焼かれてきましたが特に唐津焼は茶碗や皿、鉢等、高台部分の土見せ(釉薬を掛けない)に薪で焚く炎の味わいが特徴であり、又釉薬と薪の炎が馴染む自然の色合いを求めて登り窯にこだわっています。
陶芸の楽しさ・難しさは 自分の作品がイメージ通りに上がったときは最高の喜びであり、又教えた皆さんが自分で作った作品を見て喜んでいる姿を見るとやりがいを感じます。 陶芸の難しさは土の特性を理解して使いこなす事と土と釉薬にあわせて窯焚きをしますが、この窯焚きが最高に難しいところです。(登り窯の薪は松材を使っています)
今後の目標は 古唐津愛好会をつくり仲間と共に唐津焼の伝統を学び秀吉時代に重宝された焼き物を再現したいと考えています。
陶芸教室は原則として週に1回(各自の希望日)で10時から16時までの間のフリーで開催しています。 又、現在当地区のコミニテイーセンターの皆さんや老人会の皆さんへボランテイアとして陶芸を教えています。
追記:太門窯入口玄関の看板は藤井哲夫会員の製作です
(取材・写真撮影 福永攻治) |
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1300℃に上がった窯の中 作品の炎はとてもきれいでした。 |
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絵唐津葦文水指 |
斑唐津水指 |
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朝鮮唐津花入 |
焼締壺 |
絵唐津皿 |
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ギャラリー |
■当工房は薪で焚く本格的登り窯で作品は唐津焼を指向していますが特に古唐津系をモチーフにしています。陶芸教室も開いています。
■〒818-0046
筑紫野市山口2123-1 TEL.928-8621 太門窯の地図へリンク |