7月夏の例会を開催
2008年7月は自由作品の例会だったが季節柄、博多山笠の写真が多数出品された。舁き山の勇壮な動きの一瞬をピタッと写し止めた作品は、フィルムの浪費の心配がないデジカメで“連写した中のこの1枚”との事。デジタカメラの効用・威力である。他に写真撮影で一番難しいとされている白色の表現だが、白い山菊薬や白ツツジの花を綺麗な白のトーンで撮影された作品が印象に残った。花に止まった蝶の写真では流石にその目と蝕覚にはビリッとピントが来ている。春先の桜の広場で子供用自転車のある家族団欒の姿は正に日本の原風景で心和む作品。掲載の写真は宮脇 彪さんの上高地の作品で手前に川砂利を配する事によって梓川のS字の流れを梓川らしく上手く表原できました。(柴田 恭輔)